浜松ロータリークラブは、再来年80周年を迎えます。
偉大な創立メンバーの方々や、その後の拡大と発展・継続を支えてこられた諸先輩の大いなる営みの上に、今の浜松ロータリークラブがあることを思うと、会長をお引き受けしたことに、いまさらながら身の縮む思いでおります。
さて、今年度のロン・バートンRI会長は、ロータリーのテーマとして
ENGANE RORTARY CHANGE LIVES
ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を
ということをあげられました。
RI第2620地区の志田洪顯ガバナーは、この言葉をそのまま地区の運営テーマとされました。そして、「ロータリーを実践」する人とは、「最もよく奉仕する者」と解することができ、「豊かな人生を」得る人とは、「最も多く報いられる」人、つまり「あなた」だと解釈されています。
私なりには「ロータリーを深く理解して、一生懸命その目指すところを実践する。そうすれば周りのひとの人生を豊かにすることができ、ひいてはそのことがあなた自身の人生を豊かにすることになる。」と解釈しました。
そこで、「ロータリーとは」「ロータリアンとは」「ロータリーで何をなすべきか」など基本的な問いに、いまだに満足に答えられない私には、ロータリーを深く理解するための入り口となるであろう資料を今年度の事業計画書に掲載しました。
「ロータリーの基本理念」「戦略計画」「中核的価値観」がそれです。ロータリーの目的(綱領から変更)、四つのテスト、ロータリーの行動規範などを反映し、より具体的に解説したものです。すでに十分理解されている会員にも、更なる深い理解につながる入り口になれば幸いです。
「ロータリーを実践する」今年度浜松ロータリークラブが実践しようとする事が、この事業計画書に書かれております。そしてそれらが、「奉仕」「親睦」「多様性」「高潔性」「リーダーシップ」というロータリーの中核的価値観に貫かれていることに、お気づきになることと思います。
長年にわたって、すばらしい事業を継続してきた浜松ロータリークラブですが、残念ながら、地域社会での認知度は、あまり高いとはいえないようです。
「公共イメージと認知度の向上」と戦略計画の中にあるように、より多くの人にロータリーとその活動を知っていただくための努力が求められています。
その一環として今年度は、ホームページのリニューアルに取り組んでいただくことにいたしました。また、第6・第7分区合同で、新聞広告を掲載する事業にも協力いたします。
また、会員の皆様には、「ロータリーモーメント:心に残るロータリー体験」をクラブの内外で積極的にお話くださるようお願いいたします。
会員の皆様が、1年後に豊かなロータリーの実りを得られますよう、微力ながら一生懸命務める所存です。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。